ショパンやキューリー夫人を生んだポーランドに、もう一人忘れてはならない人がいます。平和を願い、子どもの権利を訴えたコルチャック先生です。
そのコルチャック先生を訪ねて、1994年にポーランドに旅しました。その旅行にご一緒に行かれた画家の武富喜美子先生より、コルチャック先生の絵を寄贈していただきました。大変重みのあるものです。
この絵を見る度に、平和の大切さと、子どもは今現在を生きている人間であるということを感じ、現在ある子どもたちと関わっていくことができるよう、幼稚園の玄関ホールに展示させていただきました。
人生は出会いで始まると言われます。出会いによって成長していきます。現在ある方との出会いは勿論のことですが、亡くなられたコルチャック先生との出会いもとても素晴らしいものです。
『子どもはおとなにならない未分化な存在ではない。現在を生きている人間である。』と言われたコルチャック先生。子どもそのものが人間としての存在なのです。それは、約2000年前のイエス・キリストの子ども観と共通しています。イエスは、子どもをひとりの人格と認め、受け入れられました。
その子ができる状況を考えて、子どもがその子らしく、今を安心して、ゆったりと、楽しく生きることができますように。今のこころ・ここが大切です。
コルチャック先生は、大切なことをたくさん教えてくださっています。
絵をご寄贈下さった武富先生に感謝しております。
そして、コルチャック先生の子どもへの思いが広がることを願っております。
園長 金 児 栄 治 |